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全周顎手術して痺れてるけど
さらに手術できる?

山口憲昭

下顎全周削りして、顎先、下唇まで、麻痺の後遺症が残っていますがセットバック可能ですか?

下顎全周削ると、確かに凄く後遺症が残るのですよね、痺れが残ったり、顎らへんのお肉がダルダルになったりします。
学会等でもその様な手術をされている先生の手術動画を見ましたが、結構神経を剥がしていくということがあり、痺れが残ってるのですね、なるほど、、

山口憲昭

痺れが残ってます、これはどうしたら治るのですか?という質問がくると思いきや、セットバック可能ですか?と、まだ手術できますか?という話ですが、、話を分けます、

まず痺れについて、大体、顎神経というのは、下顎骨というところに神経が走っています。これは、骨の内側から入っていき、外側ずーと走ってきて、下顎骨の穴から出てきます。
これを顎神経と言います。

山口憲昭

この顎神経は、下唇の神経をつかさどっています。
この顎の下をくりぬいたという話ですが、この神経が切れてしまっていると断裂と言い、中々戻らないと思いますね。
接合してもかなり弱い。
一方、切れてはいないけど、引っ張ったりとか、いわゆる部分断裂というのは、通常回復はしてきます。
ではそれはどれくらいで回復するのか、ということですが、通常は1ヶ月間というのは、なんとなく麻痺は、神経はショック状態になり、茫然自失になり、1ヶ月くらいは再生が始まりません。

1ヶ月過ぎたくらいで、徐々に回復してきて、1日1MMくらいのスピードで軸索が戻ると言われていますが、大体通常の経過で、下唇は2、3ヶ月でじわーと戻ってきて、大体半年くらいまでに日常生活は困らないくらいになり、厳密には1年くらいまでは反応してるという感じです。
逆に1年以上経っても痺れが残ってる場合は、痺れが治らないですね。

山口憲昭

通常、ビリビリゾーンが出てきたら治ってきているサインだとなりますが、痺れて全然わかりませんという場合は、神経が伸びてきていないかもしれないので、その場合は、永久的な損傷になってる可能性があるよということです。

一方、神経麻痺があれば、セットバックはできないのかできるのかで言えば、手術自体は、神経の有無に関わらず可能ですが、ただ、神経損傷がなんとか頑張って戻ってきている最中にまた手術をすることで、その神経にストレスをかけることになります。

山口憲昭

それでせっかく回復していたのに、また元に戻り、痺れ感が増悪し、最終的には治るレベルも下がる可能性があります。

この神経をどの様に考えるかということになります。

山口憲昭

中には、感覚より、見た目の方が大事なのでという方もいますが、僕らの立場としては神経も大事ですよということでやってますので、施術として手術することは可能ですが、そこは機能と目標をすり合わせて方針を決めていかないといけないなと思います。

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    下顎全周削り手術後の痺れはいつ治る?

    下顎全周を削る手術をすると、顎全体に後遺症が残ることがあります。
    痺れが残ったり、顎周辺の皮膚がたるんでしまったり。

    学会でも下顎全周削りの手術動画を拝見したことがありますが、神経を剥がしていくので痺れが残るのではないかな。と思います。

    顎神経というのは、下顎骨という部分に走っています。
    骨の内側から入っていき、外側から走ってきて下顎の骨の穴から出ている。

    この顎神経は、下唇の神経を司っています。

    もしこの顎の神経を切ってしまっていると神経断裂と言って、なかなか戻りません。接合したとしてもかなり弱いでしょう。

    切れてはいないけど、引っ張ったり、触ってしまった場合の部分断裂の場合は回復はしてきます。

    最初の1ヶ月間は、神経を触っているショック状態となり再生が始まりません。

    実際の顎の感覚も痺れているような感じで麻酔がずっと効いているようなイメージでしょうか。

    1ヶ月過ぎたぐらいで徐々に回復してきて、1日に1mmくらいのスピードで戻ると言われていますが、通常の経過で下唇の感覚が2、3ヶ月でじわじわ戻ってくる。約半年ほどで日常生活での違和感がなくなってくるようなイメージです。

    厳密には1年ほどは反応していますね。

    逆に1年経ってもまだ痺れがあるような場合は、神経が損傷してることが多く、治らないかもしれません。

    神経は顎の穴から徐々に広がっているので、外側からビリビリ感があり、顎の中心部が最後に回復するというようなイメージです。

    このビリビリした感覚が出てきたら、神経が戻ってきて感覚を取り戻してきているということなのですが、時間が経過しても全然感覚がわからない。

    続くようだと永久的な神経損傷を起こしている可能性があります。

    神経の有無にかかわらず外科的な手術は可能ですが、神経損傷を頑張って治している最中にまた同じ位置で外科手術を行ってしまうと、神経にストレスを与えることとなり、痺れ感が増悪し、最終的に治るレベルも下がる可能性があります。

    美容面の手術だと、感覚よりも見た目を気にされる方も多いですが、医師の立場からすると神経も非常に大事なので、再手術や追加手術を検討される場合は、神経が修復してからの方が良いと考えます。

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