BLEPHAOPLASTY 全切開二重術

【プロが届ける】整形失敗シリーズ!「ハム目」って何!?っていうあなたに届け

山口憲昭

今巷で話題の「ハム目」についてお話します。
「ハム目」って何?って感じですけど、要するに全切開をした後に目の二重ラインがボンレスハムみたいになってる人たちのことを「ハム目」と通称呼ばれてます。

要するに全切開後の一つの合併症というか、そういうデザインで切ったらそうなるよねっていう状況がハム目なわけです。ちょっと具体的に見てもらいましょうね。

山口憲昭

こういう感じの人ですね。

この二重の線はあるんですけど、まつ毛の生え際が見えなくてぼってりと乗っかってるような感じ、しかも余してるような感じですね。
酷い方になると、当然目の開きなんかも左右差がでてきたり、二重の幅なんかも左右差がでてきたりっていうのがあります。
更に目が重いってのはもちろんあるんですけど、伏し目ですね、下を向いた時にも二重のラインがバッチリと見えてしまうみたいなこういう状況もハム目の特徴的な状態なんですけども、基本的には二重の手術のデザインによってほぼ決まってくるし、あと中の縫い合わせですね。
そこの縫い方によって決まってくるというふうになってくるわけですね

山口憲昭

ハム目が絶対あかんのんかっていうと、実はハム目だとお化粧をするっていう意味では塗りしろがいっぱいあるので、結構派手なお化粧したい方にとってはお化粧はしやすいんですけど、ただスッピンになれないよという問題があります。
やっぱりこう幅が大きすぎる、伏し目で食い込みが強すぎるみたいな感じですね。お直しする時の大体のダウンタイムは、大体1週間位で内出血がちょろっとは出てますけどもこの時点で既に目は大きくなってますね。

山口憲昭

傷は1ヵ月位までしっかり赤くて腫れあがったような感じはありますけど、目を開けてたりお化粧して誤魔化せるのは大体2週間位では誤魔化せるかなという感じです。
正確には3ヵ月から6ヵ月くらいで完成をしてくると。

なのでハム目が絶対あかんのかというとそういう訳ではないのですけれど、スッピンにしていきたいわ、化粧を薄くしていきたいわとか、まつ毛の生え際が見えない方なんかは結構辛いですね。目がちっちゃく見えちゃうんですよね。

山口憲昭

二重をして、例えば全切開眼瞼下垂の手術までしたのにハム目になっちゃった方は、目をデカくしたかったはずなのに、なんか出来上がってみたら目がちっちゃくなった気がしますみたいな感じもよくある話なので、目をパッチリさせたいというのは黒目の見えてる量と二重の幅の感じというのは結構大事になってきますので、その辺を求めてる方にとっては修正の手術というのは意味があるかなと思います。
ハム目いつから治せんねんっていう話になりますと、手術して大体ハム目になってる方たちのダウンタイムがむちゃくちゃ長いんですよ。

何か月間か目が開かなかったって方が多いんですけど、縫い付けてる場所が不自然なとこで縫い付けてるから目が開かなくなっちゃうんですけど、その時期を思いっきり超えていこうと思うと3ヵ月から半年くらい、一方もう直後からヤバいなって思ってる方の場合は3週間以内に治すことができます。

山口憲昭

イメージとしては3週間未満か3ヵ月以降、理想としては半年待ってもらうと治りいいよっていう感じにはなってきますね。

ということで、ハム目のお悩みの方、ボンレスハムではなくて生ハムぐらいに。。。
何の話やねん。
あのスッキリした目になって頂ければなと思いますので、ご参考にしてください。

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    【解説】ハム目になる理由と予防する方法

    全切開の目の手術は美容診療の中でも修正が多い治療の1つでして、全切開二重術、眼瞼下垂デカ目手術みたいな名前の施術を受けたことがあるのに、あれ?目の開きが悪くて目が小さいぞ。ということがよくあります。

    仕上がりに差が出るのはなぜなのか。今日はそこを解説していきましょう。

    一重まぶたと二重まぶたの構造の違い

    目を開ける動作は、まぶたに付着している眼瞼挙筋により引っ張られて目が開く動きとなるのですが、これは一重の人も二重の人も同じです。

    これが一重まぶたの場合は皮膚が厚めだったり、まぶたの脂肪が多いとしっかり持ち上げることができず目の上に皮膚が被さった状態になります。

    一方、二重まぶたの場合はまぶたと眼瞼挙筋との間に線維性の組織が続いているため、目を開いた時に一緒に引き込まれて皮膚が折り畳まれます。この折り畳まれた部分が二重ラインとなります。

    ハム目になってしまう原因

    1つ目。まずは「デザイン」です。
    よく全切開の時にデザインを間違えているからハム目になるんだという話をするのですが、二重はグッとまぶたが引き込まれて二重になりますがあまり上の方で切ってしまうと、目を開けたと時にうまく引き込むことができないのです。
    眼瞼下垂の手術のように、挙筋前転法で膜を強くする施術をしても目が開かなかったり、眠たいような目になってしまうのは切る位置が適切ではない、ということです。

    1人1人瞼板のサイズや、目の上の骨の出方が違うので、どこまで切れるのかは人によって違うのですが、これは診察でしっかり見極めて、患者さんのなりたい目や希望の二重の幅ができるのかを判断しないといけません。ここがデザインの難しいところだと思います。

    患者さんが幅を広くしたいという希望があってもその位置が適切ではないということもあり得るのです。なのでドクター側はしっかり見極められないといけません。

    2つ目。次に「出血に注意する」です。
    血が通っているわけですから当然出血はするのですけれど、これを局所麻酔の注射や止血する道具をうまく使って手術中になるべく出血させない工夫をする。というのがとても大事なポイントになります。

    局所麻酔の注射一つでも、内出血させにくい打ち方というのがありますし、丁寧にすることによって出血もしにくくなります。
    なぜ出血しないほうがいいのかというと、出血すると組織が腫れてしまい細かい調整が難しくなるのです。特に目は右と左とありますから、環境を十分に整えてスムーズに行わなければなりません。

    私が行う手術の場合は、必ず患者さんに目を覚ましていただいて、どのくらい目を開けますか?と自分の目で確認していただきます。手術の最中に確認をしてもらいますが、この時にもう目がパンパンに腫れていると、きちんと評価ができなくなってしまうのですね。

    なので患者さんに確認してもらう段階でぱっちり目が開く状態になっていないといけません。
    出血させないためにエピネフリン入りの局所麻酔を使うのですが、そのエピネフリンを深い層に入れてしまうと余計な自律神経が収縮してしまい、これまた判断が難しくなってしまうので、エピネフリンを深い層に打たないというところもポイントになってきます。

    3つ目。「手術時間」を長くかけすぎない
    人間の体というのは、時間が経過するとともにお薬の影響が広がってしまいます。

    人間の体が怪我をしたり、ぶつかったりするとサイトカインという物質が出て、傷を治すスイッチを入れていきます。これが神経伝達物質により血管を介して水分が広いところに移動し、これが浮腫となるのですけれど、手術しながらでも徐々にこの反応は起きているのです。

    なので時間がかかるとどんどん浮腫が出てきてしまうので、手術時間は早いほうが良い。ということになります。余計な出血はさせず、なるべく早く丁寧に行うということがとても大事なポイントになりますが、目の全切開手術で言えば1時間半程度ぐらいで収めた方が良いでしょう。
    目を開けて確認をしてもらうところまでで、約30分というところですね。

    手術をする側のドクターも上記3点に気をつけてみると、自分の行っている手術のクオリティをあげることができますので、まずはこの3つのポイントに気をつけて患者さんに手術をしていただきたいと思います。
    施術を受ける側の患者さんもこの3つのポイントに気をつけているドクターだと安心かと思います。

    仕上がりの差は、デザイン、出血、手術時間が大きく関係しているので、こういう要因があるということをぜひ知っておいてくださいね。

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