HIFU ハイフ

脂肪溶解注射とハイフ
のどちらが痩せる?

山口憲昭
脂肪溶解注射と脂肪に当てるハイフではどちらの方が痩身、痩せる効果があるのか、顔痩せに関して将来に関してタルミなども考えると打ちすぎると良くないと聞きますが、やはり20代の顔痩せ関連の施術はあまりしない方がいいのでしょうか? 20代で顔痩せの治療すると、歳を取ったときに弊害が起きるんじゃないでしょうかという趣旨ですね? 問題を2つに分けて考えましょう。
山口憲昭
1つは脂肪溶解注射で脂肪を減らすやつと、ハイフで熱をあてるやつと、どっちが効果がありますか?と、これが時間が経った時にどうなんですか? まず脂肪溶解注射とハイフは根本的に狙ってるものが違うことになります。 脂肪溶解注射はいわゆる脂肪に反応して、酵素的に脂肪を溶かして、溶かした後人間の細胞がパクパク食べるということを狙ってるもので、それをするとパンと張ってるものが減るんですけども、減る具合に関しては百発百中減るというわけではないんです。 印象としては3割の人は減る、3割の人は変わらない、3割の人は何か分からないけど増えるみたいな、よくわからない感じですよね。
山口憲昭
腫れるのと腫れないとのどっちが効くのとかありますけども、もし本当に脂肪溶解注射が世の中の人にめちゃめちゃ効くんだとすれば、脂肪吸引なんて施術はなくなるはずだし、そうじゃないと考えるのが妥当なのかなと、一歩引いて考えるとですよ。 むっちゃ効くんだとすれば、わざわざそんな手術的なことをする必要はないじゃないですか。 小顔の施術で小顔矯正というグイグイ押して顔をちっちゃくするという施術が本当に効くんだったら顔の骨切る人なんか現れないですよね。 時々めっちゃ効いたという方おられますけども、いろんなタイミングがマッチして効いたのかなという感じではあります。
山口憲昭
一方ハイフに関しては、これ火傷です。 火傷をすると組織が縮みます。 これは例えば、手をジュ~ってして火傷をして真っ黒になりましたといったら当然手はなくなりますよね。 これは縮んでいってしまうっていう火傷をちっちゃくちっちゃく点とした火傷を作るというのがハイフです。 傷も火傷を起こした傷っていうのは最初10円玉だったのがだんだん小さくなって1円玉になってくるというのがありますけども、こういうのを利用して縮めてるという話です。 なので、痩身の効果としてどうですかっていった場合に、狙ってることが違うので、何とも言えないというのが答えになっちゃいます。
山口憲昭
まず適正な体重までコントロールしてもらったうえで、それでも相対的に多い脂肪に対してどうするのっていう話ですよね。 脂肪が原因だとすれば脂肪溶解注射になるでしょうし、ハイフの場合には筋膜の部分をターゲットにしていて、その部分のボリュームが減りますよね。 ただ脂肪だけ減らすとよく起きるのが、ビニール袋の中に水風船を沢山入れてギュって締めました。 後で水風船割ってパンパンパンと割ったら、この大きな袋が萎みますよね。
山口憲昭
ああいうふうな萎み方をしてるからタルミに繋がるよねってなって、これは顔の脂肪吸引なんかもそうです。 脂肪吸引単体で受けてる方っていうのは、受けてない方に比べてお顔のたるみ方が早く出てきてしまいます。 これも脂肪を減らしたからっていうのと、脂肪吸引で繊維を崩したからっていうのがあると思います。
山口憲昭
一方で、年齢を重ねた時にどうなるのって話すると、この治療したことで10年後どうなんですか?20年後どうなんですか?っていう話で、そりゃ何かしらの効果はあるんですけど、じゃあ治療しなかった場合に、10年後20年後に同じ顔維持出来てるかっていったらそんな事はまずないわけです。 冷静に考えたら分かりますよね、10年前の顔と変わっていないはずないですから。
山口憲昭
若く維持されてる方たちって、私は水を1日2ℓ飲みますとか言ってますけど、やっぱりきっちり来られてますし、ケアされてますから、要は世の中の情報が誤ってるというか、私は顔を若くする為の表情筋のトレーニングを指導してますみたいなことをやってる人が実はめっちゃ施術受けてたりみたいな。 だから真実は時として明るみにでないというか、僕らは具体的な事例を表現するようなことはもちろんしませんので、自然軸の中でお顔がどう変わっていくのかっていうのが許容できるんであればもちろん何もしなくていいと思いますけども、そこの流れに抗いたいと、少しでも今までの状態を維持したいという場合は何かしらのケアはやっぱり必要になってくるんじゃないかと思います。
山口憲昭
なのでこれは影響のない施術はないという解釈のなかで、それをどういう風に捉えるのみたいな話になってくる。 20代で顔痩せの施術をあまりしない方がいいですかという質問に関しては、それはその人のどれぐらい悩んでいるのかとかどういう状態なのかによって、した方がいいかもしれないねってことは当然あるので一概には言えないよという回答になります。 弊社リゾナスフェイスクリニック東京では、美容整形への専門知識と豊富な経験を持った医師が在籍しておりますので、ぜひ一度無料カウンセリングをお受けください。 無料カウンセリングは公式ライン予約または24時間Web予約からお問い合わせください。 (公式ライン予約の方が予約がスムーズに進みます)
  • まとめはこちらをクリック

    脂肪溶解注射とハイフ(HIFU)はどちらが痩せるの?

    まず脂肪溶解注射とハイフ(HIFU)は根本的に狙っていることが違います。 脂肪溶解注射は、注入した際に酵素で脂肪を溶かして分解し排出するという趣旨を狙っているものですが、脂肪の減り具合に関していうと百発百中減るというわけではありません。 印象としては3割の人は減る、3割の人は変化しない、3割の人は増えた。というような曖昧な効果のようで。 薬剤によって腫れるもの、腫れないものがあり、どちらが効果があるのか?という質問もあるのですが、もし脂肪溶解注射を受けた人全員に効果があるのだとすれば、お顔の脂肪吸引という施術はなくなるはずではないでしょうか。 小顔矯正などもそうですが、お顔をグイグイ押して骨が動くとかお顔を小さくするだとか。よく巷で言われていますけれど、本当に効くのだとしたら骨切り手術という大きな手術を誰が選択するでしょうか。 この手の施術は「めちゃめちゃ効いた!」という方もおられますが、たまたまタイミング的にいろんなことがマッチして、例えば浮腫がすっきりしていた日だったとか、マッサージしたことで圧がかかりお顔の水分が一時的に移動しただとか、普段から気をつけておられるとか…そういう微々たる変化が重なって効果があったように見えたのではないかと。 一方で医療用ハイフ(HIFU)はお顔の筋膜(SMAS層)に熱エネルギーを与えて収縮させる施術です。 こちらは痩せるのではなく引き締めるという作用なので、ボリュームは減りますが脂肪細胞を減らすという原理とは異なります。 なので「痩せるのか。」を定義とするならば、この2つは狙っていることが違うため同じ土俵では答えられない。という回答になります。 まずは適正な体重までコントロールしてもらった上で、それでも脂肪が多いなら脂肪溶解注射を使用してみても良いし、筋膜ベースで見るならばハイフ(HIFU)を選択すればその部分のボリュームが減るでしょう。 ただ脂肪だけ減らすとよく起きてしまうのが、たるみです。 大きな袋の中に、小さな脂肪細胞がたくさん詰まっていて、中の脂肪細胞だけが減ったらどうなると思いますか? 中身がなくなった袋は縮んでしまいますね。 これがたるみにつながってしまうわけです。 お顔の脂肪吸引などもそうですが、脂肪吸引を単体で受けている方は、お顔の脂肪を減らしたのと脂肪吸引時に繊維を崩したこともあり、受けていない方に比べてお顔のたるみが早く出てきてしまいます。 ただ、〇〇の治療をしたら10年後はどうなるの?20年後はどうなるの?という話で、治療を全くしていなかった場合は10年後20年後も同じ顔を維持できているか。と言ったらそれは無理なお話ですよね。 10年前のお顔と変わらないはずがないので。 若く維持されている方たちは、やはりきっちりケアをされていますから、どんな施術を受ける際でも影響のない施術はない。ということは念頭に置いておかなければなりません。 顔痩せに関していえば、その方がどのくらい悩んでいるか、また年齢や脂肪量、体重、お身体の状態がどういう状態かによって、何が適切な施術かを判断することになるので脂肪溶解注射かハイフ(HIFU)のどちらがいいかは、一概には言えない。 という回答となります。 まずはカウンセリングをして、自分のお顔やお身体がどういう状態にあるのかを考えてみると良いでしょう。

施術関連動画解説