hyaluronic acid fillers ヒアルロン酸注入

顎クレヴィエル後腫れや
違和感のため
溶かしたが
解決しない方への回答

山口憲昭

2019年に初めて顎にクレヴィエル2CCを入れました。
最初はとても満足していましたが、体調が悪い時などに熱をもって腫れたりが続き、違和感がとてもあり、1年経っても症状が変わらず吸収されなかったためヒアルロニダーゼを打ちました。

現在は以前よりは腫れがないのですが、体調不良の時の腫れ、しこりのようなものが一部あります。
それは、ヒアルロニダーゼでも溶けなかったということでしょうか。
どうすれば良いでしょうか。
というご質問をいただいています。

山口憲昭

ヒアルロン酸にも色んな種類があります。
クレヴィエルというのは、めちゃくちゃ硬いタイプのクレヴィエル。
顎に2CCを入れましたということですが、顎に2CCという量は 適正かどうかでいうと、結構多いです。

2CC顎に入れないといけないといけないというのは、親指の先くらいの大きさになっているのでこの突出部分というのは、外的な影響を受けやすいです。
押されたり、当たったり、引っ張られたれたりとか、グニグニグニグニされるので、あまり沢山の物を入れない方がいいなと前提としては思います。

山口憲昭

時々こういう風に体調が悪くなり熱を持ったり、腫れたりというのがあり、 原因が色んなパターンがあります。
例えば、皮膚の常在菌というばい菌が入ってしまって、感染をマイルドに起こしているという場合や、異物反応として、ヒアルロン酸の注入剤に対してなんか反応を起こしているという場合もある。

ヒアルロン酸アレルギーという言葉があるのですが、実はヒアルロン酸は体の中にあり、皆さん持っているので、ヒアルロン酸そのものに対するアレルギーというのは実はあまり多くなくて、どちらかというと、加工し溶けにくくするためにヒアルロン酸とヒアルロン酸の間に色んな分子をくっ付けているのですがそういうものに対して、アレルギー反応を起こすものが多いようですね。
なので、本当にヒアルロン酸にアレルギーがあるとすれば、生体にもヒアルロン酸がありその上にもアレルギーが起こしてるはずなので、注入しなくてもアレルギーを起こしてることになりますね。

山口憲昭

これは異物反応を起こしているのか、添加物に対してアレルギーを起こしているのか色んなことが考えられるわけですけども少なくても、このヒアルロニダーゼ、ヒアルロン酸を溶かす注射をすると少しマシになりますということは、サイズは小さくなったんだろうな、と思いますね。

ただ、体調不良の際に腫れやしこりがまだ出ますということなので、恐らく全部溶け切れてないんだと思います。

山口憲昭

注入する時にも色んな入れ方があります。
モーラス法という一つの風船みたいなぷくっと膨らます方法があったりすれば、雪だるまみたいにぽこぽこぽこと積み上げていく方法があります。

そのゆきだるま式に積み上げていく方法で造った場合は、ヒアルロニダーゼをそれぞれの雪だるまのところにちゃんと刺さらないと、皮膜ができてしまうともう中まで入っていかないということになります。
溶けてない可能性があります。溶けてないとすれば、ヒアルロニダーゼをもう一度打って、しこりになっているところに命中させるように注射することによって、ヒアルロン酸そのものを溶けることができると思うのです。

山口憲昭

もう一つ可能性としては、ヒアルロン酸はもう溶けているけど、皮膜といって袋の部分だけ残ってるのではないかということがあります。
その場合には、そのしこりの部分は中々治らないというか、、これが山口が同じ場所にヒアルロン酸を3回までにしてねというふうに一般的に言ってるのが、いったんできたしこりというのは、中にゴミのように 溜まっていってしまうのですね。

それが、触れてしまったり、違和感を感じたり、場合によっては筋肉の動きに影響を受けたり、左右差が出たりというのがあり得るので、なので、しこりが原因だとすれば、その部分を、、よっぽど気になる場合なら、ステロイドの注射などを打って、しこりを萎縮させるという方法もあるかと思います。

しかし、ステロイドの注射も副作用があるので、簡単にやったらいいわというものではないのですが。
なので、以上のことを考えると、@@さんの状況は、恐らくですけどもクレヴィエル2CCの内何CCかは溶け切れずに残っていたんじゃないかと。
その残ってるものに対して、体調の悪い時に何か反応が起こってるのではないか、というところで、まずは、ヒアルロニダーゼをもう一度打っていただいて、残っているクレヴィエルを溶かすことが第一ステップかなと思います。

山口憲昭

体調が悪い時に、腫れてしまうような状況というのは、体からすると 遺物反応を起こしてる、免疫が落ちた時に何か反応が起きるということなので あまり良くないですよね。体調悪くなるような時に、調子の悪くなるようなもの というのは、やっぱり、体にとって害なんやなという風に認識しておいた方がいいと思います。

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    クレヴィエル注入後の腫れと
    溶かした後のしこりについて。

    ヒアルロン酸を注入する際は、注入部位によって固さの違うものを使い分けるのですが、クレヴィエルという種類はヒアルロン酸の中でも固く、鼻や顎など形を作りたい部分に適していると言われているものです。

    他のヒアルロン酸注入よりも腫れにくいといわれているようですが、ダウンタイムが終わって数週間、数ヶ月経過してから注入部位が腫れたり熱を持って炎症が起きることがあります。

    これはクレヴィエルに限ったことではなく、注入系施術全般に言えることですが、体調が悪くなった時に腫れたり、熱を持つというのは注入時に皮膚の常在菌も中に押し込んでしまって、それが中で感染を起こしている場合や、ヒアルロン酸の注入剤に対して異物反応を起こしている可能性などが挙げられます。

    ヒアルロン酸アレルギーという言葉もありますが、実際はヒアルロン酸自体に対するアレルギーではなく、ヒアルロン酸を溶けにくくするために添加された溶剤(添加物)にアレルギーを起こすことが多いのですね。
    注入するヒアルロン酸はヒアルロン酸単体ではなく、麻酔液だったり、溶けにくくする溶剤だったり…と、加工されたものを使用します。

    もともと私たち生体の中にもヒアルロン酸はあるので、リアルにヒアルロン酸自体にアレルギーがあるとすれば、注入していなくても体内のヒアルロン酸にアレルギー反応が起きてしまうことになります。

    なので異物反応なのか、添加物に対するアレルギー反応なのか、と考えられるのですが、ヒアルロン酸なのでヒアルロニダーゼを注入し、溶かすことができれば、腫れや熱感は改善します。

    ただし、クレヴィエルはヒアルロン酸を溶かす酵素に強いとされており、1度のヒアルロニダーゼでは完全に溶かすことができないかもしれません。

    タイトルにあります、溶かした後もしこりがある件について繋がりますが、1度の注射で溶けきらなかったものがまだ残っている状態か、もしくは皮膜ができてしまっていてそこがしこりのように感じるというケースがあります。

    ヒアルロン酸を注入する際のテクニックで、モーラス法という薬液を一気に注入する方法と、少しずつ注入して積み上げていく方法があります。

    この積み上げる方法の場合は、ヒアルロン酸とヒアルロン酸の間に膜があるということになるので薬液が入っていかず、溶け残りが生じてしまうのです。

    この手法により、薬剤が届かなくて溶け残りがある場合は、再度この溶け残りに対してヒアルロニダーゼを打てば良いのですが、ヒアルロン酸は全て溶けていて皮膜のみが形成されてしまっている場合。この場合は再度ヒアルロニダーゼを注入しても治りません。

    この皮膜のしこりは袋状になっていて、中に組織の不要物が溜まっていってしまうのです。

    それが最終的にお顔の表面から触るとわかるようになってしまったり、違和感を感じたり、しこりの位置によっては筋肉の影響を受けて左右差が出てしまったりということがあり得ます。

    気になる場合はステロイド注射でしこり自体を萎縮させることもできますが、副作用があるのでこの辺りは状態により判断が必要となるでしょう。

    溶け残りのわずかな量でも、体調により腫れてしまうなどの影響が出る場合は やはり異物反応なので体に合っていないということになります。

    症状が悪くなるものは害がある。ということを認識し、適切に除去した方が良いかと思います。

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